「AWS 認定 高度なネットワーキング – 専門知識」(AWS Certified Advanced Networking Specialty)に合格しました
はじめに
先日、AWS Certified Advanced Networking Specialtyの試験を受けて、スコア801でpassしました。受験体験記です。
モチベーション
- (月並みだけど)自分の業務やキャリアアップのため
- 知識ゼロの状態からリファレンス読むのが苦手なので、脳内にインデックスだけでも貼っておきたい
- ネットワーク知識がVPC、WAF、Direct Connect周りに偏っていて、EC2やCloudFront、その他死角を確認したい
- とりあえずネットワークと名の付くものは抑えておかなきゃならないという焦燥感
合格までのプロセス
結論から言うと、プロセスも何もほぼノー勉で合格しました。ドヤァ……と思われるかもしれませんが、事実なのだから仕方がない。
スタート地点(普段何をしているか)
先日Security Specialtyを取った時に書いた記事の通りです。
今回向けに補足するとすれば、
- ネットワークを主軸にやっていたときは、CCNP持ちとしてルーターやスイッチ、ファイアウォールなどの設計・構築・運用をやっていました。AWSでは、VPC周りは基本として、オンプレミスとAWSをDirect Connectで繋げるハイブリッドクラウド設計・導入を手掛けたりしていました。
- セキュリティを始めてからは、広くAWS環境のセキュリティ設計・運用に携わる中で、とりわけネットワークに近いレイヤで言うとVPC、AWS WAFに慣れています。
- BGPが好きで、BGPオペレーターに憧れと畏敬の念を抱いています。
サンプル問題
まずは前回と同じくサンプル問題を解きました。10問中8問合格でした。この時点で行けそうだなーと思って、翌週末に試験を予約しました。
模試……はなかった
模試を回して問題に慣れようと思ったのですが、Advanced Networking Specialtyの模試は提供されていないようです。なんで?
問題集……は直前に買ったけどやる時間が全くなかった
以下の公式問題集を買ったのですが、仕事が立て込んでしまって一切読まなかったです。Kindleにダウンロードすらしていない。
試験
Security Specialtyより難しかったです。Direct Connectの問題が多かったのは幸いでしたが、AWSのサービスの知識ではなく、AWSを使った大規模ネットワーク設計のベストプラクティスを求められるような問題が多くて、これが地味に悩みます。そのうえ、純粋にTCP/IPの知識を求められるような問題も出るので、AWSの勉強だけで挑むと取りこぼしがかさんで不合格……ということが十分に起こり得ます。
おわりに
持っててよかったCCNP(失効したけど)!やっててよかったDirect Connect!って感じの試験でした。エンジニアとしてのキャリアをAWSから始めた若い方には難しい反面、私のようなネットワークおじさんが、これまでの経験をAWSでも活かすとっかかりとして、よい認定資格だと思います。
次は……DeveloperとSysOpsかな?がんばります。